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元Jリーガーが感じた成功の前にはピンチがあるという事実について

みなさん、こんにちは。私の名は片岡洋介。国士舘大学を卒業後、プロのサッカー選手、つまりJリーガとして、大宮アルディージャで10年、京都サンガで1年、ガイナーレ鳥取で2年間プレーしてきました。小学生から数えると実に20年以上、グラウンドでボールだけを追いかける日々を送っていました。

2017年12月に引退、プロアスリートとしての生活を終えた私は、35歳にして初めて一般企業へ就職し、会社員生活を開始しました。そして現在は、「株式会社イリエコネクション」という吉本芸人のカラテカ入江が代表の会社で、就職・転職やセカンドキャリアの支援をやらせていただいてます。

しかし、当初は一般企業での社会人経験が皆無だった私はショックを受ける連続でした。
パソコンはキーボードを見なければ打てないし1文字打つだけでも時間がかかる。打ち合わせに参加するとビジネス用語が解らず全く話についていけない。お客様とのメールのやりとりもままならない。サッカーしかやってこなかった私にとって、受け入れ難い現実に直面したのです。

実は私がかつていたJリーグの世界では現役を引退する選手が毎年平均60人。さらにJFLや地域リーグに移籍する人も含めると、毎年150名もの選手がプロの世界から姿を消しています。そして、その中に、必ず私と同じようにセカンドキャリアで苦労する人たちがいて、それは過去においても、未来においても変わらずいるのではないかと感じました。
そう思った時、現役引退後に私が痛感した苦労や困難を無駄にせず、いつか必ず同じ境遇に立つであろう選手の手助けをすることが必要だと思ったのがセカンドキャリア支援をやりたいと思ったキッカケです。

今回はそんな元サッカー選手からビジネスの世界へ転職した私、片岡ならではの観点で逆境が意外にもチャンスになるという事実について。考えてみました。

成功の前にはピンチがあるという事実について

意外な形からJリーガーへ

とある友人の話です。彼はJリーグで400試合近く出場し15年以上もの間、プロサッカー選手として活躍していました。高校は誰もが知っている超強豪校。サッカーに興味がない方でさえも高校の名前は聞いたことがあるでしょう。普通であればそこで中心選手として活躍し、Jリーガーになれたのだと誰もが想像することは容易です。しかし彼は意外な形からプロのスカウトから声がかかりました。

罰として

当時のサッカー部は上下関係やルールなど現代とは比べ物にならないくらい厳しいものでした。彼はほんの軽いルール違反を犯し罰として走らされることになったのです。グランドで練習をしている生徒を横目に一切ボールには触れず、朝から夕方の練習が終わるまで永遠と走らされました。強豪校では練習試合などでプロのスカウトが視察にくることは珍しくありません。練習試合を見に来たスカウトの目に止まったのが彼だったのです。いつまでも走り続ける彼を見て。『いったいいつまで走るんだ。どれだけスタミナがあるんだ』とスカウトが驚いて声をかけてきたのです。これをきっかけに彼はJリーガーになれたと言っています。正にピンチを力に変えチャンスを掴み取ったのです。

国士舘大学サッカー部退部

大学2年生の時の話です。国士舘大学ではPM10:00に点呼があります。私は点呼後に抜け出したことがバレて退部という処分を受けました。人生で初めてサッカーがしたくても出来ない状況に陥りました。しかし、この時に自分とサッカーに対して真剣に向き合い数カ月後復帰したときには今まで以上に真剣に取り組むことが出来ました。そして後悔をしなくなりました。試合に負けることもたくさんありました。

しかし、真剣にサッカーと向き合うとこれだけやって負けたら仕方ないと考えられるようになり後悔することが無くなりました。私はサッカー部を退部した時に自分と向き合い今後のことを考える『キッカケ』に出会えました。転職・就職活動をしている皆さんもきっと苦しい思いや辛い思いを多く経験していると思います。失敗をして落ち込むことは簡単です。見送り・不採用が多く内定がなかなか決まらない。そんな時は自分の気持ちを再度確認してみて下さい。もしかしたら、新しい発見に出会えるかもしれません。ピンチはそのままにしたら辛い思い出だけですが乗り越えた先には大きな光が待っているように思いますよ。

J2降格

2014年大宮アルディージャJ2降格。2005年J1初年度に入団してから2014年まで降格せずにJ1の舞台で闘ってきました。今までのサッカー人生でこれほどまで悲しい場面に出くわしたことはありませんでした。

正直サッカーから離れたいと。こんな辛い経験をするくらいなら辞めた方がいいとさえ考えたこともありました。しかし、もう一度J1に上がるため仲間に励まされサポーターに励まされもう一度立ち上がることが出来ました。J2に降格したことにより皆で多くの時間選手同士で話し合い、目標が明確になりました。そして2015年大宮アルディージャはJ2優勝し見事J1昇格を決めました。

1年前はサッカー人生で1番辛い時間を過ごしたにも関わらずそこから僅か1年でJ2優勝。長いサッカー人生で1番の喜びを味わいました。何かを成し遂げたりする時の前には必ずといっていいほど苦しい場面や困難にぶつかってきたという実感があります。それらを乗り越えた時こそ、成功や喜びが待っているのではないかと強く感じています。

ありがとう

今まであまりこの言葉も意味を考えずに使い続けてきました。漢字にすると『有難う』困難や苦難が有ることが『有難う』とはどういうことか不思議だなと感じていました。逃げ出したくなるような場面や乗り越えられないような壁に当たることも度々ありました。

しかし、その際に『有難う』という感情は湧きません。それらを克服し乗り越えた時こそ大きな成長や喜びが得られる。このことに『有難う』なんだとこの言葉から学びました。TIMのゴルゴ松本さんの講義をテレビで拝見したことがあります。『有難う』この漢字のこともお話されていました。とても奥が深く考えさせられたのも覚えています。この言葉の意味を自分なりに考え解釈してみれば今の場面にも立ち向かう事ができるのではないかと思います。就職活動中の皆さん『有難う』を忘れず頑張ってみてはいかがですか?

元Jリーガーが感じた成功の前にはピンチがあるという事実について

私は今でも失敗をすることが怖いです。というより35歳で初めて社会に出て毎日失敗をしております。ただ、これまでの経験があるので失敗をしたら成長できるチャンスだと思うことが出来ます。

『失敗は成功のもと』
という言葉があるように失敗することは成功への通過点と捉えてみて下さい。私は『失敗は成長のもと』だと捉えています。就職・転職活動中の皆さん、成長するチャンスが転がっていると思い臨んでみて下さい。チャンス取りこぼさないように。そして、1度掴んだらしっかいと離さないように強く握りしめて下さい!

株式会社イリエコネクション
片岡洋介